2人の子供たちの新しい門出

ありがたいことに、我が家には2人の子供がいる。
2人ともかわいい女の子だ。
この度、長女は幼稚園を卒園して小学校に入学。次女はフリー(笑)を卒業して幼稚園に入園することになった。

 

3月17日に長女の卒園式があった。
この前生まれて歩き始めて、幼稚園に入園したと思ったらもう卒園式。あっという間だった。
入園するときは「大丈夫かな。幼稚園の生活になじむかな。友達はできるかな」と心配しまくったけど、なんだかんだ言って友達もできて幼稚園生活を楽しんでいたようだ。
子供は親が思うよりももっとたくましいのだね。

何分初めての卒園式。絶対泣くだろうなと思ってハンカチを持って行ったけど、結局少しウルっとしたけど泣かずじまい。俺は親の心を持っているのだろうか(笑)
ビデオ撮影しているとなんか客観的になってしまって感情移入ができない感じ。

それでも色々と思い出した。
年少の時にはプールの授業でトラブルがあって、この幼稚園は大丈夫かな?と心配になったけど、その後の長女を見る限りではこの幼稚園でよかったんだと思う。
年少年中年長の担任の先生はそれぞれ本当によくしてくれたと思う。
今となっては感謝しかない。

運動会は年少の時は体調が悪くて泣きながらの参加だったけど、年中の時はかけっこで本当は4位だったのに5位のところに連れていかれたり(その時に連れて行った先生が年長の担任になるとは…)、年長の時のリレーは2人を抜いてトップでバトンタッチ。あれにはママも感動の涙。
発表会では年々成長してく長女の姿に感動させられた。
夕涼み会や餅つき大会などイベントが多くて、そのたびに子供の成長を目の当たりにして。どうやらうちの幼稚園はほかの周囲の幼稚園に比べるとイベントごとが多いらしいけど、先生方には本当に感謝。

式が終わって、謝恩会が終わって、これで本当にみんなとさようならという段階にきて、長女は先生と離れることが急にさみしくなったみたいで大泣き。
長女よ、今回のような出会いと別れはこの先嫌というほど経験することになる。だけどその出会い一つ一つが君の人生に彩りを与えてくれるのだと思う。だから、出会いを、時間を決して無駄にせずに大事に過ごしてほしい。
と、言ったところで当人はそんなこと分からないもので、今の私のように過ぎ去ってからその事に気付き、後悔するのだろうか。それも人生か。

 

4月5日、この前卒園した長女が今度は小学校に入学。
これから何回か卒業と入学を経験するんだな。

長女は大きくなった。いっちょうまえな言葉遣いもするようになった。
次女に対してお姉さんのような振る舞いもする。
子供は確実に成長している。

長女は1年5組で近所の中に良い友達と同じクラスになった。
長女は私に似て内向的なところがあるから友達ができるか心配になるけど、幼稚園の時もそうだったように、親の心配をよそに本人は小学校生活を楽しむのだろう。楽しんでほしい。

 

4月10日、今度は次女の入園式。
残念ながら冷たい雨が降る中での式となった。
次女はメロン組。新卒の先生が担任になった。
約三週間前に長女の卒園式で来たけど、見慣れた園の風景や先生たちを見たらホッとした。

式の最中次女はずっとママの膝の上から動かず。3年前の長女の入園式と同じ光景だった。

つくづく幼稚園という環境は子供にとって優しい平和な環境なんだなって思う。先生も優しいし、いじめとかも恐らく無いのだろう。
遊んで日々を過ごす(この幼稚園は「幼稚園児は遊ぶことが仕事」と考えている)
平和だなぁ。自分にもこのような時代があったんだなぁと思う。

次女は、長女とは性格も異なるのだけれども、長女の時よりもさらにいろいろと心配になる。
明日から登園始まるけど、大丈夫かな。

長女の事もあるから、まぁ何とかやっていくのだろう。親が思うよりも子供は成長している。

 

成長といえば、この前実家に花見をしに遊びに行ったのだけれども、最近練習をしている自転車も持っていた。
家の近くの歩道で練習をしているのだけれどもなかなか漕げない状況が続いていた。
実家の前の道路は少し下り坂になっていて、サドルをつかんでいた手を離したら、そのまま一人で漕げた!ほんとに何気なく、突然、何の前触れもなく。
この1回でコツをつかんだのか、漕ぎ出しはもたつくけど普通に漕げるようになって本人はそれがとても楽しいようでずっと漕いで遊んでいた。

子供ってコツさえつかめば驚くほどの速さで上達していくよね。
うらやましい。